あなたは目標を持って生きていますか?
目標を持つことが大事だということは、頭では理解しているという人がほとんどだと思います。
しかし、本当の意味で理解している(実践している)人は、実はそう多くないのではないでしょうか?
目標のない人生とは、羅針盤のない航海のようなもの・・・
それは、どこを目指すのかもわからないまま、
嵐に巻き込まれる危険もあれば、
氷山にぶつかって沈没してしまうリスクがある
そんな海に出ようとしているようなものです。
ただただ海を彷徨い、いつ来るかわからない危機に怯え、突如現れた災難に対処する。
そんな航海したくないですよね。
生まれてこの世に生を受けたということで、すでに航海は始まっているのです。
航海しないという選択肢はありません。
だったら、まずすべきことは自身の羅針盤をゲットするということが何より重要だという事です。
人生の羅針盤と言えるのが、
自分は何を得たいのか
何がしたいのか
どうなりたいのか
ということに基づいた目標です。
目標を持って、目指す未来が明確になれば、そこへの到達ルートは何通りもあることがわかります。
嵐や氷山を事前に察知して避けるルートを選択することもできますし、
途中、楽しそうな島があれば、そこに立ち寄ってもいいわけです。
また、時には目標に到達するために、森に入ってクマと戦い自身のレベルアップを図るという選択が必要かもしれません。
目標を持っていれば、その目標に照らし合わせて、何をして、何をしないかという選択を意図的にできるようになるのです。
人生は選択の連続です。
意図した選択を繰り返す人生と、意図せずただ反射的に選択を繰り返した人生では、俯瞰してみたときに大きな違いとなって現れます。
目標を掲げた時点では、それがどのように実現するのかわからないし、目標を持つ意味もあまり感じられないかもしれません。
一つ一つの選択も、目標を持たない人のものとそう大差ないような気もします。
しかし、目標を持っていると、その目標が磁石であるかのように、個々の選択のベクトルが常に目標に向けられるようになり、やがて目標実現への道が見えてくるようになる。
目標とはそういうものだというイメージを、僕は持っています。
目標設定については、重要なテーマだと思っているので、また別の視点でいろいろお話していこうと思います。