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ホームページは自分で作った方がいい6つの理由

ホームページは自分で作った方がいい6つの理由

ビジネスを始めようとしたときに必ず必要になるのがホームページ。

ホームページを自分で作るなんて無理!
とはなから諦めていませんか?

ビジネスをこれから始めようとしている人は特に、ホームページは自分で作った方が絶対いいと僕は思っています。

今回は、その理由について6つ提示したいと思います。

ホームページ作成ツールが進化している

これまでは、ホームページの作成は業者に依頼するというのが一般的でした。

HTML,CSS,Javascriptなど専門的な知識、スキルが必要で、ちょっと敷居が高いというイメージを持たれている方も多いと思います。

しかし、今やホームページは自分で作る時代だと僕は思っています。

それが可能なほど、ホームページ作成ツールやサービスは昔と比べて格段に進化しています。

会社のホームページやブログはもちろん、一般的によく利用される高度な機能までもボタン一つで実装できるようになっているのです。

会員管理機能
フォーラム(掲示板)機能
予約管理機能
ネットショッピング機能
決済機能
イベント管理機能
チャット機能
アクセス解析機能

これらの機能は、通常、高度なプログラミングが必要です。
昔であれば、業者に依頼すれば、どれも一つの機能を実装するだけで、数百万円は必要としました。

今では、無料もしくは、安価な価格で、しかもプログラミングなどの高度なスキルがなくても、こういった機能を利用できるのです。

このような機能を簡単に実装できるようになったということは、逆に言えば、こういった機能を実現しても、それは差別化にはなりえないということを意味します。

あってあたりまえ、なければ競合他社より劣る
そういう時代になったということです。

ホームページは、機能にコストをかけずに済むようになった分、今後ますます内容(コンテンツ)が重視されます。
コンテンツの充実こそが差別化要因となるため、マーケティング戦略に沿ったコンテンツ作りに労力と時間、コストをかけるべきということですね。

自分の思い通りに作成できる

自分が思った通りのホームページを業者に依頼して作成してもらうというのは、実はすごく難しかったりします。

言葉で100%自分の意思を他人に伝えることはできないというのもありますし、

そもそも自分の中で、作成前に100%どういうホームページにするのか決められないというのもあります。

ホームページができあがってくると、イメージが具体化されてくるので、
「ここは、もっとこうしたほうがいい」とか、「こういったコンテンツも追加したい」みたいなアイデアが色々と湧いてきます。

自分で作成するなら、後から湧いてくるこういったアイデアを自由に盛り込めますが、業者に依頼するとそう簡単ではありません。

当初の見積もりにないことや大幅な修正には、追加費用が発生してしまうからです。

追加費用が発生してしまうからと諦めてしまったそのアイデアが、実は顧客の心をグッとつかむようなものである可能性もあるわけです。

何の気兼ねもなく、あなたの思いを100%ホームページで表現するために、やはりホームページは自分で作成したほうがよいと言うことです。

ホームページの更新が自由にできる

ホームページができあがったら、それで終わりではありません。

ホームページを公開してからも、作ってるときと同様、「ああしたい」「こうしたい」というアイデアが色々湧いてくるというのもありますし、顧客の満足度をあげるために環境の変化に対応していく必要もあります。

SEOの観点からも、ホームページは頻繁に更新することが有効とされています。

業者にホームページの作成を依頼した場合、Wordpressを使用するなどして、作成後の更新は依頼者ができるよう考慮されているのであればよいのですが、業者でしか更新できないようではもう致命的と言わざるを得ません。。

保守契約の範囲で対応してはくれると思いますが、頻繁にとなると追加費用が発生してしまい、更新をあきらめてしまうこともあるでしょう。

ホームページを通して、顧客と良好な関係を構築したいと考えるなら、ホームページを頻繁に更新し情報発信することは必要不可欠です。

ホームページを必要なタイミングで自由に更新ができるというのは、もはやメリットではなく、最低限必要な事と捉えるべきでしょう。

費用を抑えることができる

業者にホームページの作成を依頼すると、どんなにシンプルなものでも数十万円はかかりますが、自分で作成するなら無料でできます。

費用を抑えることができるというのは、そういう話でもあるのですが、

ここで、ちょっと注意してもらいたいのは、

無料にこだわりすぎない

ということです。

ホームページ作成において、自分が不得意なところは人に依頼したり、サポートを受けたりしたほうが良いものが出来上がる場合があります。

また、無料で作成できるツールであっても一部の機能は有料のものもあります。
有料であっても顧客満足を得られるようなものであれば、積極的に取り入れることを検討すべきです。

重要なのは、あなたのホームページがあなたの顧客にとって有益なものであるかという観点です。

僕が、ホームページの作成を業者に依頼するより、自分で作成したほうがよい考えるのは、単に費用が安く済むというだけではなく、その方がよりあなたの顧客の満足が得られるホームページになるだろうと思うからです。

無料に拘って頑張って作ってもあなたの顧客の満足が得られなければ、そのホームページから収益を望むことはできません。
無料でできたと思っても、あなたは少なくない労力を費やしているのです。

貴重なあなたの労力を費やしたのならば、きっちり収益が見込めるようなものに仕上げたいですよね?
その為には、自分がやるべき事と他人に任せる、サポートを受けるべき事を明確にわけて考えることも重要になってくるということなんですね。

ホームページの作成、維持、更新を業者に丸投げする場合と
ホームページの作成、維持、更新は基本自分で行うが、必要に応じて業者を利用する場合を考えると、

後者の方が自分でしっかりコンテンツを考えた分、価値あるホームページとなる可能性が高いし、部分的に他のスキルを利用することで、全体として費用も抑えられるということになります。

マーケティングの知識、経験が身につく

ビジネス目的のホームページとは、収益UPが目的なはずです。

収益UPを見込めるホームページにするにはどうすればよいかを考えることは、マーケティングについて考えるということです。

マーケティングについては、ホームページ作成とはまた違った専門知識が必要です。

独学で勉強して、試行錯誤しながら収益UPを目指すというのも一つですが、スピード感をもって事業を進めるなら、コンサルやマーケターのサポートを受けるというのもありだと思います。

サポートを受けつつ、ホームページの作成、維持、更新を行っていくことで、マーケティングの知識、経験が身につくことでしょう。

マーケティングの知識、経験が身につくというのは、あなたにとってとても有益なことです。

ビジネスの本質とは、

  1. 商品(サービス)を作る
  2. 見込み客を集める
  3. 見込み客に売る

の3つなんです。

どんなビジネスであっても、この3つがうまく機能すれば、ビジネスとして成立し、一つでも欠ければビジネスとして成立しません。

日本人は特に、①商品(サービス)を作るというところばかりに注力し、②③を軽視しがちなんですね。

いいもの作れば売れるだろうと。

作ることに価値を見出す職人ならば、それでもいいのですが、ビジネスをしたいのであれば、②③は避けることはできません。

この②③がマーケティングにあたるわけですが、ホームページとは主に「③見込み客に売る」の役割を担い、一部「②見込み客を集める」の役割も持つといった感じでしょうか。

その為、ホームページの作成、維持、更新という作業をとおして、常にマーケティングについて考えるようになり、マーケティングの知識、経験が身に着くようになるのです。

身に着いた知識、スキルを人に教えることができる

ホームページの作成やマーケティングの知識、スキルというのは、あなたにとって非常に強力な強みとなります。

あなたのビジネスを強くすることに寄与することはもちろんですが、

ホームページ作成やマーケティングの知識、スキルというのは、ある程度、他への転用が可能なのです。

他への転用が可能というのが実はとても意味があって、

例えば、あなたはアクセサリーの販売を行うビジネスを立ち上げようとしたとします。

その為には、市場調査、競合分析、差別化などマーケティングについて考え、マーケティング戦略に従ってホームページを作りこんでいきます。

これがアクセサリーではなく、化粧品だったらどうでしょう?

同じようにマーケティングを考え、ホームページ作成することになるのですが、
商品の特性による違いはあるものの、やるべきことや手法はそう大差あるわけではないのです。

このことは、仮に、今のビジネスで失敗したとしても、次のビジネスを立ち上げる際に、これらのスキルは必ず活かすことができるということなんです。

しかし、これが販売ではなく、制作だったらどうでしょうか?

アクセサリーを作ってた人が、急に明日から化粧品作りますなんて無理ですよね?

スキルと言っても、転用可能か不可能かという見方ができて、転用可能なスキルは身に付けておいて損はないと考えることができます。

そして、世の中には集客に困ってるって人が山ほどいます。

あなたがビジネスを通して、マーケティングスキルを身に付けたなら、そのスキルを人に教えることで収入を得ることも可能なのです。

収益源は複数あった方が、ビジネスは安定しますし、最終的には人に教えるということを目指してもらえたらと思います。

以上、ホームページを自分で作った方がいい理由を6つあげましたが、いかがだったでしょうか?
ホームページ作成とマーケティングスキル両方となると結構大変かもしれませんが、その努力は決して無駄にはならないはずです。
この記事をみてチャレンジしてみようと思った方がいらっしゃれば幸いです。